夢のはざま

鏡女王の物語【水鏡】連載中です。

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もっと早く終らせるはずだった「夢のはざま」。思いのほかダラダラと長引いてしまいました。
最後まで読んで下さった皆様、お疲れ様でした。
そしてありがとうございました。

この物語は直木三十五の「南国太平記」及びそのテレビドラマ「風の隼人」を元に、時代と場所を中世ヨーロッパ(ハンガリー帝国あたり)に移して創作したものです。

原作読んだ方、またドラマを観た方は「全然違うやん」と思われるかもしれません。

ここで原作を登場人物を通して紹介したいと思います。

原作は仙波小太郎(エドアルド)が主人公です。
あ、いえ、この「夢のはざま」も当初はエドが主人公のつもりだったんですけど。



エドアルド …  仙波小太郎(せんばこたろう) [勝野洋]

薩摩藩の軽輩。剣の達人。呪詛の証拠を藩主島津斉興なりおき(オルギウスⅢ世)に進言するが、逆に薩摩藩を追放されてしまう仙波一家。原作ではまだ父も母も生きています。
尊敬する島津斉彬なりあきら(メルキオ)の子を次々と呪詛する牧仲太郎まき なかたろう(ラースロー)を打つべく、父八郎太(エルネスト)と共に一派を追います。比叡山にて牧を追いつめるも父八郎太はあえなく惨死。小太郎は深傷を負いながらも逃げ延びる。
本編ではエドアルドとラースローは一度も顔を合わせたことはありませんが、原作では呪詛を行う牧とその息子、百城月丸ももきつきまる(ラースロー兼任)からの果たし合いに応じたりしています。 
最終的には、呪詛でやつれきった牧(ラースロー)を追い、討ち取るのですが、時すでに遅し、斉彬(メルキオ)は呪詛の影響を受け死亡してしまいます。
薩摩は斉彬の死で一端は時代を逆行します。この軽輩たちの鬱憤がのちの倒幕につながるわけです。
これからは経済力だと悟った小太郎(エド)は侍を捨て、金を儲けて倒幕派に資金提供するため商人への道に進むことを決意するのです。


アリア … 仙波綱手せんばつなで[夏目雅子]

小太郎(エドアルド)のすぐ下の妹。小太郎の幼なじみで隣家に住む益満休之助(オリシス)に好意を抱いていたのですが、仙波一家が薩摩藩江戸中屋敷を追放されたあと、お由羅(ティスナ)一派の調所笑左右衛門ずしょ しょうざえもんの動きを探るべく大阪蔵屋敷に潜入。そこで百城月丸(ラースロー)と出会います。
月丸(ラースロー)が父の敵の牧(ラースロー兼任)の息子とは知らず深い仲に。月丸の正体を知った後、苦悩するのですが、月丸と小太郎(エド)の果たし合いに割り込み、月丸の刃にかかって死亡。
取り乱してふたりの果たし合いを止める姿を小太郎に「武家の娘がふしだらな」と侮蔑されたり、何かとかわいそうな薄幸美人です。アリアとはまったく性格が異なりますね。アリアの過去の不幸な出来事はまったくの創作です。
ドラマでは月丸と駆け落ちするのですが、益満(オリシス)に誤って切られ、やっぱり死んでしまいます。物語はドラマの方をとりました。


オリシス … 益満休之助ますみつ きゅうのすけ[西田敏行] 

薩摩藩の軽輩。小太郎(エド)の友人。才気と豪気と男気はあるのですが、何をすべきなのか本人もよくわからなかったようです。初めは陰謀に巻き込まれた仙波一家を助け奔走しますが、後に倒幕に目覚め、斉彬の理想を実現すべく行動していきます。実在の人物で隠密的な役割をしていたようです。
原作では綱手(アリア)を妹のように思っていただけ。彼は死にません。
ドラマでは初めから隠密として働いています。西田敏行が益満を演じていたのですが、当時は結構二枚目。今で言えばTOKIOの山口くん的な雰囲気です。オリシスのイメージはもっと細めなんですが…。


ラースロー … 百城月丸ももきつきまる牧 仲太郎まき なかたろう[板東八十助(現在の三津五郎)]

呪詛・調伏を行う薩摩藩の兵道家の父牧仲太郎、その息子が百城月丸。ラースローはこのふたりを一緒にしてしまいました。
牧はこのまま自らが習得した兵道を世に知らしめることなく消滅させたくはないと、お由羅(ティスナ)の依頼を受けるのです。
月丸はラースローと違って、エドに勝るとも劣らない剣の達人です。
綱手(アリア)に近づいたのは情報を得るためだけでなく、惹かれてもいたせいもあるのですが、綱手(アリア)を欺していることに良心の呵責を感じながらも「妻は夫に従うものだ。わかってくれるに決まってる」などと男の身勝手さ丸出し。
綱手を失った月丸はその後、綱手の妹、深雪(ラティア)によって仇討ちされます。
ドラマでは先ほども言ったとおり綱手と駆け落ちし、生活のために辻斬りまでしちゃいます。どちらにしてもいい終わり方をしない人物です。


ラティア … 仙波深雪せんばみゆき[名取裕子]

小太郎(エド)、綱手(アリア)の妹。ラティアはアカの他人ですが、原作は実の妹です。深雪はお由羅(ティスナ)の屋敷に女中として入り込み、隙あらばお由羅と差し違える覚悟を強いられます。が、奥女中はイジメの巣。優しくかばってくれるお由羅に悪い印象を持てず、深雪は苦悩するのです。
が、そこは武家の娘。刃を向けられたお由羅が取り乱すのを見て、「町人上がりが見苦しい!」と簡単に思慕の念を捨て去ってしまうあたり、小太郎そっくりです。
自分を慕ってくれる江戸のスリ、庄吉(シモーナ)と共に月丸を追い、綱手の仇をとる気丈な女性です。


シモーナ … 庄吉[細川俊之]

物語はオリシスに仕える隠密ですが、原作は男性で江戸のスリ。原作は庄吉(シモーナ)が小太郎(エド)の印籠を擦るところから始まります。で、小太郎に手首おられて恨みを持ち、その後嫌がらせをしたりするのですが、小太郎の妹深雪(ラティア)にひと目惚れ。身分違いでしかも片思い。それでも深雪の為なら命もいらないとばかりに、仙波一家を助けます。
実際、調所の密貿易の証書を盗みに入り片腕を切られたり、月丸を討ちに行くとき、ホントに死ぬほどのケガをしたりします。
終いには深雪(ラティア)も庄吉を憎からず思うようになり、身分違いも小太郎が侍を辞めてしまったおかげで、二人はどうにかなるんじゃないでしょうか。そこまでは描かれてませんけど。
ドラマの庄吉は、眼光鋭い元岡っ引き。良い味だしてます。


ティスナ … お由羅[南田洋子]

薩摩藩主、島津斉興の側室。もと江戸の大工の娘。自分の産んだ久光(キアヌ)を藩主にしようと、嫡男斉彬の子を次々に呪詛調伏させてしまいます。
もともと薩摩は、斉彬の革新的なところを快く思わない重臣達が多く、保守派と革新派におおきく別れていたところを、お由羅に利用されるわけです。
ティスナのように、悲惨な過去があったわけではありません。久光キアヌと違って結構年いってます。兄斉彬思いのいい弟で、兄の意志を継いで藩主になります。
この物語と違って、このお家騒動で破れるのは斉彬(メルキオ)の方なのです。

そのほか、小太郎の父、母。小唄の師匠富士春、お由羅の兄の小藤次、噺家の南玉師匠など、魅力的な人物が多彩。
機会がありましたら、是非原作「南国太平記」も読んでみてください。

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今のところ、読み返しは第9章までです。早く続きを印刷して読み返そうと思います。

15章辺りまでは確かに一度読んでいるはずなのですが、断片的な記憶になっています。

これからも期待していますよ!僕も応募用の作品や笠七(第五話が回ってきたら)などを良い出来に仕上げます!
お互い頑張りましょう!

2007.04.08 05:18 URL | 一九 #- [ 編集 ]

いつもありがとうごます。
とても励みになります。

次回作はもう少し作業を進めてから…と思っているのでなかなか連載開始には至らなくて。

一九さんも応募用頑張ってください!


2007.04.10 08:44 URL | 武久縞 #- [ 編集 ]













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